パソコンおよび周辺機器メーカーにとってのブルーレイディスク
音楽、写真、ビデオのデジタルストレージとしてパソコンを利用するアプリケーションが増え続け、ファイルサイズもどんどん大きくなっていきます。このため、これからも常に、より大きな記憶容量が求められていきます。
ブロードバンド接続によって大量のデータのダウンロードが可能になり、また写真やビデオをデジタル処理する機器の普及が進んだことで、コンテンツの品質面への要求が高まっただけでなく、必要とされる記録容量も増大しました。電子メール利用の急増やペーパーレス処理への移行、アーカイブ文書化がもとになり、ビジネス用途の需要も加速度的に増加しています。これらのデータ全てをバックアップすることは、企業コストにとって無視できない存在になりつつあります。
CDやDVDはデータストレージ市場で大部分を占めていると言えますが、消費者や企業は、これまでに所有している再生専用、家庭用録画メディアやバックアップ用データストレージを破棄することのないよう、より大きな容量を求めています。これに応えたのがブルーレイディスクです。DVD と同一のサイズでありながら、片面ディスク上に25 ~50GB の容量を実現し、長期にわたりブルーレイディスクは活用されていくものと考えられます。
また、1GB 当たりのコストも安価なため、非常に経済的なストレージメディアとなっています。さらに、パソコンに搭載されているブルーレイディスクドライブでは、CDやDVDの読み取りや記録が可能になるといわれています。これにより、ブルーレイディスクは理想的なアップグレードを実現するでしょう。
消費者はパソコン用ドライブメーカーが販売するブルーレイディスクドライブを使用し、既存のパソコンをアップグレードすることにより、ブルーレイディスクフォーマットの大容量を有効利用することができます。同様に、パソコンベンダーは、自社のパソコンにブルーレイディスクドライブを取り付け、他社製品との差別化を図ることができます。
世界で有数のコンピュータ企業であるAppleやDELL、HPは、ブルーレイディスクフォーマットを支持し、光ディスク製品群の最新鋭モデルとして提供しています。全DVD ドライブ販売額の約75% を占めているのはパソコンのオプションドライブですが、このようにIT 業界に広く採用されることで、ブルーレイディスクフォーマットも広く受け入れられていくと予想されています。
